1.位牌とは?
2.位牌はいつまでに必要?
3.位牌を作るために必要なものは?
4.まとめ
1.位牌とは?
位牌とは、故人様の戒名・法名・法号や俗名、亡くなった日、亡くなった年齢などが書かれている木の札のことです。
仏教におけるほとんどの宗派において、故人様の魂の依代になると考えられており、本位牌を作成された場合はお寺様に開眼法要または開眼供養によって魂入れをしていただく必要があります。
浄土真宗では位牌を作らず、その代わりに過去帳や法名軸を用意する場合もあります。
神道の場合は位牌の代わりに御霊代とも呼ばれる霊璽を用意し、キリスト教は用意の必要はありません。
2.位牌はいつまでに必要?
位牌は49日を過ぎると故人様の魂は仏様のもとへ向かうとされていることから、基本的には、49日の法要までに用意する必要があります。
本位牌の作成期間は2週間前後とされています。土日や祝日等を挟むと期間が延びる可能性もありますので、余裕をもって注文するようにしましょう。
49日の法要までに用意できない場合は、百か日法要の際や納骨をする際等に合わせて準備するようにすると良いでしょう。
浄土真宗やキリスト教等、位牌を作る必要のない宗教・宗派の方でも、毎日の手を合わせる対象として位牌を作る方も増えてきています。魂入れに関してはお寺様へ相談するのがよいでしょう。
3.位牌を作るために必要なものは?
位牌を作るために必要なものは以下の通りです。
- 白木の位牌
白木の位牌には本位牌を作成するために必要な情報が書かれており、白木の位牌の内容に沿って本位牌を作成することがほとんどです。
白木の位牌の内容を書き写してお店等に持って行っても大丈夫ですが、写し間違い等の不安がある方は、直接白木の位牌を持って行くか、白木の位牌の前後をスマホ等で写真等に撮って持って行くといいでしょう。
- ご先祖様の位牌がある場合はその大きさ
ご先祖様の位牌がある場合、新しく作る位牌は、ご先祖様の位牌と同じ大きさか少し小さく作ります。そのため、先にご先祖様の位牌がある場合はご先祖様の位牌の全長を測っておく必要があります。
また、ご先祖様の位牌と同じ形のものを選ばれる方も多くいらっしゃいますので、ご先祖様の位牌の表裏の写真を撮っておくか、ご先祖様の位牌を持って行くようにしましょう。
- 位牌を納める仏壇の大きさ
作った本位牌は仏壇に入れます。位牌が大きすぎても小さすぎてもバランスが悪くなりますので、仏壇が用意されている場合はその大きさも確認しておきましょう。
最近ではインターネットでも位牌の購入ができるようになりました。しかし、色合いや質感等は実際のものと異なる場合もありますので、仏具店や仏壇店等で実際の位牌を見てから決められることをお勧めします。
4.まとめ
本位牌はできるだけ49日の法要までに間に合うように作成することをお勧めします。どうしても間に合わない場合はお寺様に相談するとよいでしょう。
桶幸ウチダ造花仏壇サロンでは、実際に展示してある位牌をご覧いただき、位牌のご注文をしていただけます。位牌に関するご質問やご相談も随時承っております。是非この機会にご来店くださいませ。