1.遺品整理士って何?
2.遺品整理士に頼むメリットは?
3.まとめ
1.遺品整理士って何?
遺品整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する民間資格のことです。 資格を取得するためには法令に沿った処分の仕方やご遺族のお気持ちに寄り添いながら遺品を供養する方法等の知識を持つ必要があります。
そもそも遺品整理とは、亡くなった方の遺品を整理・部屋の清掃・不要となったものの解体や仕分けをすることを指します。
2世帯・3世帯で暮らす家族が多かった時代では、残されたご家族で遺品整理を行うことは今ほどは難しくなく、遺品整理をする方への負担も分散されていました。
しかし近年では、親世代は地方に住み、子供世代は都市部へ移り住むという形が増えてきています。地元で住んでいるのが高齢のご家族であったり、お子様が遺品整理のために地元に戻り、遺品整理の為の時間を取ったりすることが体力的にも精神面的にも難しくなることもあるかもしれません。
遺品整理士は遺品整理の専門家ではありますが、民間資格のため法的な効力は無く、資格がなくても遺品整理業を開業することはできます。
しかし遺品整理において問題になるのが、見積にない高額な追加料金が発生した・処分の予定のないものも処分された・なかなか片付けが始まらない・事業者による不法投棄等、悪徳業者や知識が不足している業者によるトラブルです。
このようなトラブルを避けるためにも、法令やご遺族のケア等の知識を持った遺品整理士のいる事業者に依頼しようとする人たちが増えてきています。
2.遺品整理士に頼むメリットは?
遺品整理士に頼むメリットとしては以下のようなことが挙げられます。
- 精神面・身体面の負担を軽減できる
いるものとそうでないものに分けて処分するだけとは言え、大切な人との思い出や悲しみ等と向き合わなけ
ればなりません。また、家電や家具等重さのあるものを運ばなければいけないこと等もあり、体への負担も
大きくなります。
ご遺族への接し方や心への寄り添い方・遺品の供養の仕方等の知識のある遺品整理士に任せればそのような
負担を軽減することができます。
- 遺品の適切な処理の仕方やアドバイスを受けられる
遺品整理となると、普段処分しないものを処分しなければいけないということもあるでしょう。
それぞれのものに合った処分の方法や残しておくべきものの提案など、専門家としての意見を聞くことがで
きます。
- 短時間で遺品整理ができる
自分たちだけで遺品整理をしようとすると意外と時間がかかるものです。また、賃貸住宅にお住まいだった
場合はできるだけ早めの退去のほうが望ましいでしょう。
事業者や遺品の量等にもよりますが1~2日程度で整理が終わることがほとんどでしょう。
また、遠方にお住まいの方は何回も足を運ぶ必要がなくなるので宿泊費や交通費がかからないというメリットもあります。
3.まとめ
遺品整理は、そう何度も経験することでもなく、精神的にも身体的にも簡単なことではありません。
全てを事業者に任せずに、家具や電化製品等大きいものは事業者に依頼し、思い出の品や小物等はご家族で整理するなど負担の少ない形での遺品整理をおすすめします。
また遺品整理を事業者に依頼する際は、どのようなことを頼みたいのか・特に残しておきたいものがあるのか・補償サービスがあるのか等も確認して依頼するようにすると良いでしょう。
桶幸ウチダ造花では、遺品整理のご相談を随時承っております。
また、遺品整理士の資格を持った提携先事業者への紹介も行っております。
遺品整理でお悩みの方は是非一度ご相談くださいませ。