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弔電とは?その文例と送り方は?

1.弔電とは?

2.弔電を送るときの文例と注意点は?

3.弔電の送り方は?

4.まとめ

1.弔電とは?

弔電とは、お通夜やお葬式等に参列できないときにお悔やみの気持ちを伝えるための電報のことです。

お通夜やお葬式等の連絡を受けた後、参列が難しいと分かった時点で早めに手配するようにしましょう。ただし、届けるのが早すぎると式場が受け取れない場合やご家族不在の場合もありますので注意が必要です。

お通夜やお葬式の前日に送ることが多いですが、遅くても開式の3時間前までには届くように手配すると良いでしょう。

近年増加している家族葬では、香典や供花・弔電等を辞退されるケースも少なくありません。家族葬の場合は弔電を送ってもいいのかご家族に確認するようにしましょう。

2.弔電を送るときの文例と注意点は?

弔電を送る際には、ご遺族の方が差出人と故人様との関係がわかるような肩書を一緒につけておくと良いでしょう。

また、斎場や式場によっては複数の葬儀が行われることがあるため、故人様名はフルネームで記載するようにしましょう。

弔電を送るときの文例としては次のようになります。

  • 故人様が知り合いの場合
  • 故人様が知り合いのご家族の場合
  • 故人様が仕事関係の場合
  • 相手方の宗教が仏教以外の場合

上記以外にも弔電の文例の種類はありますので、それぞれに合ったものを選ぶようにしましょう。

また、ご遺族等とのトラブルを避けるためにも弔電には、具体的な思い出の内容等プライベートなことは書かないようにしましょう。

会場内で読み上げられるということを念頭に置き、定型文に少し文章を加える程度のほうがよいでしょう。

次に、弔電を送る際の注意点としては以下の点が挙げられます。

  • 正しい敬称を使う

故人様への敬意を表すためにも、正しい敬称を使用しましょう。

喪主様から見て、故人様がどのような関係の方なのかということを確認しておく必要があります。

  • 忌み言葉を使わない

弔電を送る際には、『いろいろ』や『度々』・『死亡』等の忌み言葉を使用しないようにしましょう。

忌み言葉についてはこちら

なお、相手方の宗教がわからない場合には『○○様のご逝去の報に接し 謹んで哀悼の意を表します』等のような宗教を問わず使用できる文面を使うようにしましょう。

3.弔電の送り方は?

弔電の送り方としては以下の方法があります。

  • NTTから送る

『115』に電話をかけて注文する方法です。

NTT東日本では8:00-22:00、NTT西日本では8:00-19:00の間で受け付けています。

電話で申込する場合はオペレーターに相談しながら決めることができます。

  • 郵便局から送る

郵便局のサービスである『レタックス』を利用する方法です。

郵便局の窓口で直接注文することができ、一部地域を除き15:30までの差出で当日配達が可能です。

  • インターネットから送る

それぞれのウェブサイトの入力フォームに沿って入力し、弔電を申し込むこともできます。インターネットでの注文は24時間受付しているところがメリットです。

ただし、当日の配送を希望する場合は、それぞれの会社によって締切の時間が異なるので確認が必要です。

4.まとめ

お葬式等に参列することができなくても、弔電を送ることで故人様への最後の思いや弔意を表すことができます。

弔電を送る際は、注意しなければいけない点や守らなければいけない点等に気をつけて送るようにしましょう。

桶幸アーバングループでは、弔電に関するご相談を随時承っております。ご不安な点や疑問点等ございましたらいつでもご相談くださいませ。

  • 喪主様の名前が分からな場合はどうしたらいい?
  • 喪主様の名前が分からない場合は『○○様(故人様名)ご遺族様』や『○○様(故人様名)ご一同様』とすることもできます。しかし、地域によっては故人様宛で弔電を送るのをあまりよくないとされるところもありますので、事前に確認が必要です。
  • 弔電を送ったらお葬式に参列してはいけない?
  • 弔電を送ったからと言ってお葬式に参加してはいけないということはありません。参列できるようになった場合は参列しても失礼には当たりません。
  • お葬式に弔電が間に合わない場合はどうしたらいい?
  • お通夜やお葬式に弔電が間に合わない場合は弔電は送らず、後日、お悔みの手紙をご自宅へ送るか、弔問に伺うようにすると良いでしょう。その際に香典や供花等を添えることもあります。